ホワイトニングを受けると真っ白なお皿のように歯が白くなると思われる方が多いですが、あくまでも元の色に戻るように徐々に白くなるものです（そもそも人間の歯は真っ白ではなく少しだけ黄色みを帯びています）。個人差はありますが、オフィスホワイトニング（ZOOM）の場合ですと1時間施術を受けて「Vitaのシェードガイド」で6～8段階白くなります。また、ホームホワイトニングでは時間や方法によってバラつきがありますが、約2週間で周囲の方から「白くなった」と気付かれるようです。
ホワイトニングは適応できるケースとできないケースがあるため、施術前にホワイトニングに適しているかどうかのカウンセリングを十分に行う必要があります。もしホワイトニングに適していなかったとしても、歯を白くする方法は他にもありますので、ご安心ください。
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最近はホワイトニングブームですので、多くの歯科医院でホワイトニングが受けられるようになりました。しかし、費用は歯科医院によってまちまちです。当初は安いと思っても、希望する色になるまでに追加料金がかさんでしまったというケースも少なくありません。提示された料金でどこまで施術してもらえるのか確認しておくことが大事です。また、ホワイトニング剤の種類、都市部か地方かなどでも料金は変わってくるため、きちんと調べておきましょう。なお、一般的にオフィスホワイトニングのほうがやや割高になります。
基本的にホワイトニングは、歯を削らない・麻酔をしない・痛くないという特徴がありますが、詰め物があったり目には見えないヒビがあったりすると、歯がしみることがあります（詰め物の場合、歯との間に隙間があることがあるため）。しかしこれはあくまでも一過性のものなので心配はいりません。このような症状が出るときはフッ素を用いて症状を抑えます。
ホームホワイトニングは自宅でゆっくり行うもので、ある程度の効果を出すには少なくとも1ヶ月は必要になります。もし、時間に余裕がない場合はZOOMオフィスホワイトニングをお勧めいたします。ZOOMの特長は急速に歯を白くできること。その後、短期間でもホームホワイトニングを併用すると、さらに高い効果が得られるうえに効果が持続します。
ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング、どちらの方法でも必ずある程度は色の後戻りがあります。ホワイトニングで得られた白い歯は、残念ながら一生はもたないのです。白さをできるだけキープさせておくには、3～6ヶ月に一度タッチアップという追加の施術や短時間のレーザー照射などを受けるのがお勧めです。
市販の歯磨き粉では、歯を白くするのは難しいと言えます。以前、「アパタイト」という歯を白くする歯磨き粉が一時ブームになりましたが、ほとんど効果が得られないということで廃れてしまったのがその証拠です。現在、歯を白くする効果が確認できているのは「過酸化尿素」と「過酸化水素水」という成分が配合されている薬剤だけです。しかし日本では、これらの成分を歯磨き粉に入れることは認められていません。
